TimeCapsuleでどこでもMyMac
MacBookAirのSSDの容量がほぼ限界に来てしまい、iTunes、iPhotoのライブラリをTimeCapsuleに持っていきました。実家などMBAを外に持って行ったときでも、うちにあるTimeCapsuleにアクセスできるといいのになぁ。。というのが「どこでもMyMac」というので簡単にできるということなのでチャレンジしてみました。
こういうのってわかると簡単なんだけど、成功するまでたくさんのググり作業と試行錯誤で苦労したのでその記録を残しておきます。
※うちに置いてあるMac(MBA)を外から使うのではなく、外からMacを使って、うちにあるTimeCapsuleのHDDを使う、という用途です。
TCPポート5354 と、UDP ポート4500、5353 を通します。
詳細設定>ポートマッピング設定です。
以上です。
- iTunes、iPhotoのライブラリを外付けHDDとかに持って行く方法は他を参照ください。
- TimeMachineに使用するTimeCapsule上でのHDDサイズを制限するやり方は他を参照ください。
環境について:
うちのInternet環境は、auひかりの光ファイバー接続で、ONUとHGWの先に、TimeCapsuleがあります。ちなみにTimeCapsuleは初代を使っています。
HWGはAterm BL190HWです。
auひかりの線 -> ONU -> HGW -> TimeCapsule -> MacBookAirとか
Time Capsule 買いました | Blog @cinz
auひかり ONUとHGW | Blog @cinz
わかっている人向けにポイントだけを先に書くと、
- TimeCapsuleはブリッジモードにする。
- TimeCapsuleのIPアドレスはHGWの「DHCPを利用した固定割当」にする。
- 静的IPアドレスの指定ではダメでした(!)
- TCPポート5354 と、UDP ポート4500、5353 を通す。
これからの設定はTimeCapsuleとMacが同じネットワーク上にある状態で行います。
TimeCapsuleの設定:
AirMacユーティリティでAppleIDを登録します。
インターネットのところで接続方法は「DHCP」にしておきます。
ルーターモードは「切(ブリッジモード)」にします。
僕は前からブリッジモードで使っていましたのでこの設定は変更していません。
ベーステーションのところで、「どこでもMyMac」の「状況」のマークが緑色にならず「このAirMacベースステーションからはiCloudに接続できません」などと表示されているかもしれませんが、最終的には緑になっていることが必要です(たぶん)。
MACアドレスを確認しておきます。(あとでDHCP固定割当設定をするため)
HGW(BL190HW)の設定:
たいていの場合は、http://192.168.0.1/ をブラウザで開いて設定します。
詳細設定>DHCP固定割当設定で、TimeCapsuleにDHCPで固定に割り当てるIPアドレスを設定します。AirMacユーティリティで確認していおいたTimeCapsuleのMACアドレスを指定します。
UPnP機能が「使用する」になっていることを確認します。
詳細設定>ポートマッピング設定です。
Macの設定:
システム環境設定>iCloudで「どこでもMyMac」にチェックを入れておきます。
Finderの環境設定で、サイドバーの「どこでもMyMac」にチェックを入れておきます。以上です。
ちなみにベストエフォートの1Mbps程度の環境から接続したら、iTunesでロスレス圧縮なデータは音が切れ切れでまともに聞けませんでした。こんな頑張ったのに、実用するには使い方が限られるかもしれないです。
参考サイト:
オーケーマック | どこでも My Mac を使えば外出先からTime Capsuleにアクセスできる
AirMac ベースステーションまたは Time Capsule を使う場合に「どこでも My Mac」を設定して使う
OS X:iCloud アカウントによる「どこでも My Mac」の使用とトラブルシューティング
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