2016年6月に読んだ作品

2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1825ページ
ナイス数:64ナイス

家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)感想
どの短編もおもしく楽しく読めました。悩みとか問題も抱えるけど、明るい感じが見えてくる終わり方なので読後感が良い。あるある感、ありそう感が絶妙だなぁ。
読了日:6月28日 著者:奥田英朗




架空通貨 (講談社文庫)架空通貨 (講談社文庫)感想
若干暗いかなぁ。マネロンあたりのところは優しく解説している感じだけど、ちょっとわかりにくい印象だった。他の方の感想にもあるけど、いろいろと詰め込みすぎな展開だったかもしれない。仮想通貨が蔓延している町というだけでもぐっとくる様子だったけど。まあ、加賀を超美人、麻紀も超美少女として想像することは容易なので、それでぐっと楽しく読めたので良かった。
読了日:6月22日 著者:池井戸潤


φは壊れたね (講談社文庫)φは壊れたね (講談社文庫)感想
S&Mシリーズはほぼ全部読んだあと、しばらくというか数年後に再び森博嗣作品を手に取ってみた。まあS&Mシリーズが相当好きだったので、その続きはどうなのかということで、あまり期待せずに読み始めたけど、森博嗣さんのわかりやすく、緻密に考えられたストーリー運びにやっぱりどっぷりハマってしまった。全体的にあっさり感はあったけど、読みやすく、森博嗣さんのミステリーやっぱいいね、って思いました。
読了日:6月14日 著者:森博嗣

東京物語 (集英社文庫)東京物語 (集英社文庫)感想
この感じすごくいいです。バブルなんだけど、青春って不変なのかなぁ。とか思ったり。時代ごとのネタもちりばめてあって懐かしいし、そんなノリだったかなぁとか、俺どうしてたっけなーとか。読後感もいいし、楽しめました。
読了日:6月8日 著者:奥田英朗




果つる底なき (講談社文庫)果つる底なき (講談社文庫)感想
完全にミステリー。ひとが簡単に死ぬ/殺される感じだけど、闇深いということで、納得できなくもない。今まで読んだの池井戸作品の中ではすっきり、爽快感は少ない。業界独特の内容もあるけど、説明にならず自然で、テンポよく読みやすかった。
読了日:6月3日 著者:池井戸潤



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